【実体験】待機児童を避けるための注意点【3つのポイント】

しろうさ

そろそろ育休期間も終わるし、保育園を探さないと。

じゃあ、待機児童にならないように気を付けないとね!

しろうさ

待機児童なんて都心の話。
うちは地方だから大丈夫でしょ!

アホなの!?
地方だから関係ない!って考てると痛い目にあうよ!




どうも。
ハル(
@86_blog)です。



この記事を読んでいる「パパ・ママ」も、そろそろ子供を預けて社会復帰したいと考えているかと思います。


でも、「保育園に落ちた!」なんて話も聞くし、うちの子は「ちゃんと保育園に入れるの?」と心配になっていることでしょう。


実際に、地方住まいの我が家でも、上の子と同じ保育園に下の子を通わせようとしましたが、もれなく待機児童になってしまいました。


「うちの会社、育休期間の延長ができない!」なんて方もいるかもしれません。


そんな世間で騒がれている「待機児童問題」、気になりますね。(>O<)



では、2020年の「待機児童数」の実情から、実際に待機児童を経て今年入所させることができた我が家での経験をふまえて、話を進めさせていただきます。

どうぞ最後までお付き合いください。


この記事のまとめ
  • 待機児童に「地方・都心」は関係ない
  • 人気の保育所はなるべく避ける
  • 新設直後は狙い目
  • 入所時期は4月

都心の場合は人が多いため、4月入所のほうが激戦化してしまうようです。



まず本題に入る前に、「通わせることができる保育所」についておさらいしておきましょう!

保育所は全国どこにでもありますが、基本的に入所できるのは「住民票のある市区町村」、もしくは「勤務先がある市区町村」に限定されています。


今年の待機児童数は過去最少

先日、厚生労働省より2020年4月1日時点での「全国待機児童数」の公表がありました。

それによると、待機児童数は昨年より4,333人減って1万2,439人となり、過去最少。


この数字が多いのか少ないのかはピンときませんが・・・。(・_・;)


待機児童は人口が多い都市部になるほど多く、都道府県別では東京都の2,343人、市区町村別では埼玉県さいたま市の387人最多となりました。


前年比で4,333人も減少しているのに、まだまだ1万人を超えているのが現状です。


待機児童問題は都心の話!ではなかった

我が家が暮らしているのは関東郊外。


娘は7月生まれなので、6月に申し込み、すんなりと7月に入所させることができました。


なので、息子もすんなりと入所させられると思っていたのですが・・・。


入所の申し込みをしたのが9月。

しかし、入所できたのは4月です。

約半年間も待機児童になってしまいました。


娘の時が1発だったので、5回も抽選に漏れると、結果がくるのは恐怖でしかないですよ。


ちなみに、この間に育休は延長しました。


次の抽選で決まらないと、経済状況的にも姉弟で別々の保育所も検討しないとダメになる。

いや。それだけは面倒くさいから何としても避けたい!(;_;)

そして、ただただ祈り続けた4月入所分・・・。

承諾


そりゃそうですよね。

ここで無理ならもう

ムリですよ?

4月入所が1番高確率ですもん。


結果としてですが、

我が家が住む地域は保育園の抽選で、家庭状況が最優先されます。


例えば、「自営業<会社員」「2人親<1人親」「2世帯<1世帯」という感じです。


先着順ではない事が待機児童になってしまった要因の1つです。


地方だから大丈夫!ということはありませんでした。(ToT)


では、なぜ娘は「すんなり入所できたのか?」個人的な見解を出してみました。


待機児童にならないためのポイント

待機児童に「なる」「ならない」は正直、運としか言えません。


しかし、リスクを最大限回避することは可能だと思いますので、「待機児童はいやだ!」って方はここを押さえておきましょう。

新設したばかりの保育所は人気がない!?

ここ数年、政府の働きかけもあって「保育所施設数」や「定員」は右肩上がりで増加しています。



娘が通う保育所に入所申し込みをした当時、まだ新設2年目でした。

正直、できたばかりで実績も評判も分からないので不安がありました。

しかし、捉え方を変えれば「周りも同じことを思っている」ということです。

不安があるということは、選択されにくく、待機児童になるリスクが少ないということです。


通わせる保育所をインターネットで検索したところ、他でも保育所を運営していて実績も十分でしたので不安はなくなりました。

評判なんてものは、周りがどう思っているかなので、自分がどう思うかは経験してみないと分かりません。


幸い、定員を満たしていなかったので、1発で入所が決定しました!


このように、日本人は警戒心強めなので、新しいのもを受け入れづらく、評判を気にする傾向があります。


なので、新設後の日が浅いうちは狙い目かもしれません。


ちなみに、申請時の第一希望には「実績も評判もある保育所」を希望してみましたが、こちらは落選しました。


人気の保育所は基本ムリゲー

わが家の住む地域には、言わずと知れた人気の保育所が存在してます。


なぜ人気があるのかは分かりませんが、「人気がある!」ってだけで理由も分からず希望する人が殺到してしまうため、倍率は高め。


こういう保育所を希望すると待機児童になりやすいので、待機児童を避けたい場合は諦めた方が賢明ですよ。


どうしても狙いたい場合は、仕事を変える覚悟で挑みましょう。


途中入所はムリだと思っておく

「1年間は子供と一緒に過ごしたい!」と思う方が多いと思います。


しかし、いざ育休期間の終了が近づいてきて、保育所を探し始めたらどこもいっぱいで入れない!となると、困ってしまいます。


保育所に入所しやすい時期は新年度である「4月」です。


これには理由があり、保育所では先生1人当たりの園児の人数が決められているので、年長さんが卒園した直後が一番募集枠が多いからです。

人が多い都心の場合は、地方より人の動きもあるので途中入所の方が入りやすいそうです。


入所枠ができる仕組み

先生の人数が増える
 先生が増えれば、その分預かれる園児の人数も増やせます。

園児の卒園や転園
 園児の退園により枠が空く。

先生の増員は、運営側の方針なので、待ったからといってどうにかなる問題ではないです。


ですので、狙うのは空いた園児の枠です。


しかし、転園(園児が他の保育所に移動すること)なんてめったにありません。


そうなると、卒園によって空いた枠を狙うのが1番確実になってきます。


多くの方が子供が1歳になるまでは一緒にいたいと考えるのではないでしょうか?


子供が4月生まれなら1年間の育休をフルに使って復帰という考えでもいいでしょう。


問題はそれ以外の方です。


例えば10月生まれの子供の場合、4月入所をさせるとなると、「6ヶ月」か「1歳6カ月」の選択を迫られることになります。


この時に育休を延長できる会社に勤めている方ならいいのですが、そうでない場合は問題です。


育休期間を延長させられない場合は残念ですが、1年後の10月入所を希望するより、半年後の4月入所を希望した方が入所できる可能性は上がります。


その理由は、希望する保育所に入園できなかった園児が待機児童になるのを避けて他の保育所に流れてしまうからです。


兄弟が在園中でも優先されない

もちろん、兄弟で同じ保育所に通わせたいですよね?


兄弟で保育所に通わせたい場合に注意してほしいのが、兄弟が現在通園中でも優遇されないってことです。


2人目、3人目を通わせる人ほど待機児童に気を付ける必要があります。


わが家はなんとか避けることができましたが、ボクの知り合いには数人、兄弟で別々の保育所に通うことになってしまった人がいます。


この現象は意外とよくあるみたいなので、兄弟で通わせたい人はなおさら先ほどお話ししたポイントに気を付ける必要があります。


待機児童の減少理由を考えてみた

保育所施設や定員数は政府が数字で発表しているので確実に増えています。


しかし、待機児童の減少については「希望する保育所に入れたのか」ということは発表されていません。


ボクの経験と周りの状況から推測すると、家庭状況や仕事の都合で希望する保育所に入れるまで待機児童にすることができないので「希望する保育所ではないが、預かってもらえる所にいれた」というのが、減少理由だと感じました。


まとめ

この記事のまとめ
  • 待機児童は「田舎」「都心」は関係ない
  • 人気の保育所はなるべく避ける
  • 新設直後は狙い目
  • 入所時期は4月にする

待機児童にならず、そして希望する保育所にどうしても通わせたい方は、ぜひ今回お話ししたポイントを参考に、早めの行動をおすすめします。




 

 

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